中国入国から居留证を申請するまで ※中国長期滞在ビザ
長期親族訪問ビザを取得して、無事中国に入国しました♡
初めて深セン航空を利用したのですが、まだPCR陰性結果証明書の提出が
搭乗に必要な時期だったからか、飛行機内はガラガラ!
30%ほどしか席は埋まってないような感じでした。
通りで航空券がとても高かった…
さて、長期ビザを取得した方は、入国後30日以内に
居留证を申請する必要があります。
申請に必要な書類が全て揃ったら、wechatの深圳公安から
アポイントを取るためネット予約します。
なのですが…
正直申請に何を持っていけばいいのかわからなく、
深圳公安よると必要な書類が10種類以上あって、
中にはこんなの日本に戻らなきゃ用意できないんじゃないかというような
書類もたくさん載っていました…
悩んでてもキリがないので、下の領事館のサイトに必要な書類を参考にしながら
書類を用意し、実際に申請しに行って書類が足りなかったら
スタッフに聞いてもう何回でも申請に来てやろうと思っていました(笑)
(Q1ビザを取得した例なので、Q2を取得した私は不安でした。)
親族関係:Q1査証を取得して中国に入国した者の居留許可手続
- 申請書
- 規格に合った写真1枚
- 居住地を管轄する派出所もしくは居住先ホテルが発行した宿泊登記証明の原本およびコピー
- 本人の有効なパスポートもしくはその他海外渡航証の原本およびコピー
(顔写真・有効な査証・入国印の押されたページのコピーがそれぞれ必要)- 訪問相手の身分証原本およびコピー、家族関係文書
- 16歳以上の者については、当地衛生検疫機関もしくは県級以上の衛生医療機関が発行した健康証明
- その他種類の査証を取得して中国に入国し居留手続を行う場合は、家族関係証明書原本およびコピー
- 18歳以下の未成年は出生証明
結果的に…
上の書類を持っていけば大丈夫でした♪♪♪(あくまでも私の場合は)
+現地で追加の申請書のようなものも
言われるがままに記入しました。
アドバイスできることは、身の回りにある書類を全て持っていった方が
いいということです(笑)
居留证を申請する場所はこちら!!!
それでは必要書類について説明できるところだけ説明します。
①申請書
wechat内から深圳市公安局に登録し、
深圳市公安局出入境管理局に行って申請する日を
ネットで予約をします。
予約をすると、この申請書が印刷できるようになります。
印刷してサインするところがいくつかあります。
②規格に合った写真1枚
健康診断を受けに行った深圳国际旅行卫生保健中心という病院内に
写真を撮れるブースがあります。そこで撮りました。
③臨時宿泊登記(临时住宿登记)
1 臨時宿泊登記について(短期滞在・長期滞在ともに必要)外国人が中国国内で臨時に宿泊先を定める場合、宿泊登記をする必要があります。手続を代行してくれるホテル等の宿泊施設に滞在しない場合(知人宅や民間アパートに滞在する場合)は、ご自身で手続を取る必要があります。 (1)手続に必要な書類
?@ 宿泊者の旅券(もしくは居留証)
?A 宿泊先の家人の戸口簿(2)手続期限
ホテル等の宿泊施設に滞在しない場合は、到着後24時間以内(3)手続機関
宿泊先地域を管轄する派出所
私はこれを入国後24時間以内にしないといけないのを知らず、
入国から7日後に知り、怯えながらwechat上の
深圳公安のサイトから申請しました…
罰金とられなくてよかった…皆さんは気を付けてください…
④パスポート
コピー機は、深圳市公安局出入境管理局にもあるので
事前にコピーできなくても大丈夫です。
⑤訪問相手の身分証明原本とコピー
訪問相手の中国人の方のIDです。
⑥家族関係書類
私は前回の記事にも書いた
公证された婚姻届受理証明書を持っていきました。
⑦指定された医療機関が発行した健康証明
深センにいる方は、深圳国际旅行卫生保健中心という場所で
健康診断を受けます。
一応パスポートやらなんやら、身の回りにある書類は全て持って行きました。
平日の朝8時から11時と、昼14時から16時まで診断が受けられます。
事前予約は必要ありません。というか予約できません!
朝ごはんを食べましたかと聞かれ、その日食べないで朝イチで
診断に行ったので、食べていないと答えました。
食べたと答えていたらどうなっていたのかはわかりません(笑)
健康証明書を受け取るのは早くても次の日です。
…以上の書類を揃え、居留证申請しに行き、
無事申請を受け付けてもらえたのでその日はパスポートを預けて帰宅。
10日後に居留证が載ったパスポートを受け取りに行きました。
ちなみに2年間有効の居留证を申請できました。
1回で済んでよかった(泣)
また思い出すことがあったら追記します♡
長期親族訪問(Q2)中国ビザの申請
遠隔で結婚することができたので
いよいよ彼のいる中国に住むためビザの申請手続きへ♡
彼が中国人なので、長期長期親族訪問(Q2)ビザを
申請することができました。
書類の認証手続きでも行った中国ビザ申請センター東京で申請しました。
https://www.visaforchina.cn/TYO2_JP/
長期親族訪問(Q2)ビザ申請に必要な書類は以下の通りと
中国ビザ申請センターのサイトに書かれていました。
●パスポート原本及び写し(余白 2 ページ以上,有効期限 6 ケ月以上)
●6か月以内の証明写真(4.8×3.3cm/カラー/背景は白)1枚
●中国査証申請用紙
●中国国内に居住する中国人もしくは永住許可を持つ外国人発行の招聘状 ※招聘状の内容: ①申請者個人に関する情報:姓名、性別、国籍、生年月日など。 ②申請者訪中に関する情報:訪中理由、入出国日時、滞在地、予定滞在日数、 及び招へい者との続柄、滞在費用負担者等。 ③招へい者に関する情報:招へい者姓名、電話番号、住所、招聘者の署名
●招聘人の身分証両面コピー(中国人)/パスポートコピー、居留証コピー(外国 人)
●日本戸籍謄本(第三国申請者:住民票)
●申請人の中国国籍の父或は母の在留カード両面コピー(中国国籍の方と日本国 籍の方の間子のビザ申請に限ります。) ※お子様のビザ申請についてはお問合せください。
証明写真は白い背景ということで注意です!!!
上から4つ目の招聘状は、ネットに出回っているものを参考しながら
彼に任意のフォーマットで作ってもらいました。
ちなみに以前使っていたパスポートがある方はそれも持っていった方がいいです。
古いパスポートはありますか?と聞かれましたが、私は無くしたと答えました…。
書類が全て揃ったら、オンラインで事前予約してください。
受け取り・支払いはまた後日です。(確か1週間で受け取れた気がします。)
そして、このQ2ビザについて一つ注意点があります。
それは入国してから、30日以内に公安局出入境管理部門で
居留手続きをしなければなりません。
これについてはまた別の記事でお話しします♡
婚姻届受理証明書の”認証”プロセス
前回のブログでは、日本でまず結婚を成立させた話をしました。
今度は彼の国の中国でも結婚を認めてもらわなければなりません。
流れはこのような感じになります。
①婚姻届受理証明書を”認証”する
↓
②中国にいる彼にEMSで送る
↓
③彼が公证处に行き、証明書を中国語に翻訳してもらう
↓
③翻訳された証明書を彼の戸籍所在地がある公安に提出し、
日本国内で婚約が成立したことを認めてもらう
(未婚から既婚に変更)
まず①から説明します。
日本の役所でもらったこの婚姻届受理証明書を
中国でも有効の書類とみなされなければならないのでこの認証工程が必要です。
2つの機関に証明書を認証してもらわなければなりません。
(1)外務省:市区町村役場の公印が偽造ではなく真正なものであることを確認して証明する
(2)中国領事館:駐日の領事がその書類が日本の外務省により認証されたものであるということを認証する→これによって中国国内でも有効な書類とみなされます。
※必ず外務省への認証が先です!
(1)について、私は郵送申請で証明してもらいました。認証された証明書が返送されるまでに1週間弱だったかと思います。
(2)について、今度はこの外務省に認証されたものを、中国領事館に認証してもらいます。こちらは郵送で行えず、直接提出と受け取りに行かなければなりませんでした。私は東京申請ビザセンターで認証してもらいました。必ずオンラインで事前予約をしてください。(予約をしても結局並ばされますので時間に余裕を持っていくのをおすすめします。)受け取り・支払いはまた後日となります。
中国ビザ申請サービスセンター東京
続いて②、③について、
認証された証明書を中国にいる彼にEMSで送り、
それを彼は公证处で中国語に翻訳してもらいました。
④について、
最後に彼は翻訳された証明書を自分の戸籍所在地の公安に持っていき、
未婚から既婚に変更。日本で成立した私たちの婚姻が中国でも認められました。
この後は、中国に生活拠点を置くために私の中国滞在ビザが必要になります。
長期親族訪問ビザ(Q2)の申請について次の記事に書こうと思います♡
中国籍の彼と”遠隔”で婚姻成立させたお話
中国籍の彼が中国にいながら、私たち二人が日本で結婚したお話です。
(つまり、私が一人で役場に行き、全ての書類を出して、婚姻届が受理されました)
このことについて、あまりインターネットに情報がなかったので
調べている方の役に立てばと思いシェアしたく思いました♡
背景を少しお話しすると…
コロナ禍のため、お互いの国に渡航することができませんでした。
結婚できなければ、滞在ビザも出ない…
ということで遠隔で結婚はできないのか調べてみると
『日本では二人がその場にいなくても婚姻届が受理される』ことを知りました。
結果的に、まず日本で婚姻を済ませ、
その後、彼が中国の役場に日本で結婚したことを証明することによって
両国で結婚成立させることができました。
それでは、どのように成立させたのか書いていきます。
最初に、提出する予定の役場に
中国籍の男性と婚姻するにあたって必要な書類を教えてくださいとメールで質問。
以下のように丁寧な回答がもらえました!
…さて、お問い合わせの婚姻手続きについてお答えいたします。
中国国籍の方との婚姻手続きについては、日本で行う方法と外国で行う方法が
あります。
日本で行う場合は、市区町村役場に婚姻届を提出していただくことになり、必
要な書類は次のとおりとなります。まず、婚姻届について、夫になる方、妻になる方、成人の証人二人の署名が必
要になります。証人二人はどなたでも結構ですが、外国籍の方になっていただく
場合は、日本に住所がある方のみになりますので、ご注意願います。
次に、添付書類として、中国国籍の方について、中国官憲の発行する次の書類
をご用意していただく必要があります。
①性別及び出生年月日が記載されている公証書(出生証明書等)
②婚姻登記記録がない旨の公証書又は未(再)婚声明書に公証員の面前で署名したことが証明されている公証書
③国籍証明書(旅券でも可)
④離婚歴がある場合は、離婚公証書
⑤近親婚でないことを述べた申述書(任意の様式で構いません。)
また、上記の各書類の日本語訳文が必要となります。訳文については、どなた
が作成しても構いませんが、訳者○○○○と訳者を記載していただく必要があります。
市区町村役場への届出の際は、書類がそろっていれば、お一人で問題ありませ
ん。窓口にて本人確認をさせていただきますので、免許証等の顔写真付きの身分
証明書をお持ち願います。
なお、(私の名前)様について、婚姻により現在の本籍地とは別の市区町村に新本籍を
定める場合は、戸籍謄本を添付くださるようお願いいたします。
①、②、③:彼が公证处に行き、日本語訳文とともに用意→EMSで私に送ってもらう。
④は離婚歴がないため不要。
⑤はインターネットで出てきた他人の物を模倣しながら自分で作りました。
言われた全ての書類を用意し、一人で提出しに行き
婚姻届が受理されました。パチパチ
この時点で…
日本では結婚が認められ、私は既婚なものの、
彼のいる中国では、まだ彼は未婚の状態です。笑
なので、婚姻が成立したら、婚姻届受理証明書というものを発行してもらいます。
この証明書をまず 外務省と中国領事館に認証してもらい(※)
中国にいる彼に送り、彼はそれを公证处に持っていき、日本語から中国語に翻訳する。
翻訳されたものを彼の戸籍所在地の役場に持っていき、
未婚から既婚に変更するという流れになります。
※この認証に関しては次のブログでお話しします。
誰かの役に立ちますように…♡